姉、襲来
娘たちがカツラを気に入ってくれました。
次女「名前を付けよう!!何て名前にしようか?」
長女「ママの手足となって、体の一部となって使い捨てられるまで働くんでしょ。
『セバスチャン』にしよう!!下僕感が出ている。」
セバスチャンは階段でライトアップされて、
帰りの遅い旦那が夜中に悲鳴を上げていましました。
朝食後のLINE
姉「ひま?」
私「まぁ、暇だね。」
姉「了解。」
2時間後
姉「今日、家のごみ、捨てれなかったの?ベランダに大量じゃない!火をつけられるわよ。」
私「・・・・今どこ?」
姉「家の前」
玄関を開けると、姉がいました。
まだ、宣言中ですよ!!!と怒ろうと思ったら、
姉「実は私も肝臓に腫瘍が見つかって、今のところは良性だけど、半年一度の検査になったわ。」
いやいや、まず家に入って話そう!
姉「仕事で消化できていなかった有給休暇を無理やりとらさせられ、
家にいたかったけど旦那が在宅で家にいられず、
いつ癌になるかもしれないという不安に対応できなくて、
現在進行形の癌の妹に慰めてもらおうと思ったの。」
そうかそうか。
ぶつけどころが、大きく間違っている!!
しかも、手土産がビール!
姉「だって!猿が睨むから!」
散々飲みながら、思いの丈をぶつけられて、
帰りに家のそばのパンケーキ屋まで付き合わされてお帰りになりました。
姉上、このペースで生きていけば、絶対に悪性にはならないと思います。
そして、私は本気でダイエットを考えます…。