癌ですけど、いいですか?

癌でも、ふざけたことしたい。癌でも、爆笑したい。真面目なことも、馬鹿馬鹿しい事も全力でやりたい。いいですか?

ママがハゲは無理!

「ママが癌なのは受け止めたけど、

ママがハゲるのは受け止められない!!」

と、泣かれてしまいました。


私「世の中には沢山の理由のスキンヘッドがいらっしゃって、それぞれの考えや理由を受け止めてこそ多様性、つまりDiversityな世界が、」


次女「うるさーーーい!とにかく、ハゲは嫌なのぉぉおおお!」


全世界の男性ホルモンあふれる殿方の事情もお伝えしたい娘ではございますが、

私には「家でもヅラをかぶれ」との令が下ったのです。


なんてこった!!


何となく買わずに済まそうとしていたけど、

高いのとか、気を使って嫌なのよね〜。

よし、安いのを買おう!

横浜市民はウィッグに1万円援助あるし!


という事で、「リ」から始まるお安いカツラ屋さんに行き、即決購入。


まぁ〜〜〜今までの店は何だったんだ!という、低価格。

店員にノルマがないため、ノン圧力。

丁寧に産毛やら前髪やらを切ってくれて、

「シャンプーとか市販のシリコンシャンプーで大丈夫!」

「髪をまとめるネットとか、今日のあげるから買わなくて良い!」

「下のやつも何枚も買わないで良いです。とりあえずの一枚で。あとで、ネット販売でかえるんだから!」

と、本当に薦められるがまま、必要最低限しか買いませんでした。笑


美容師「うちの社長が変わってて、医療用ウィッグは無駄な買い物やサービスは売りつけるなって方針なんですよ。

そんな事するぐらいなら、カツラの値段を下げろって。

『女性が髪の毛を抜け落ちて、ショックに打ちひしがれてるのに、そこから金を取るんじゃない!』って、超〜熱い人ですよ。笑」


この美容師さんも常連が薄毛になったり、抗がん剤治療うけたりで、

カツラ専門の美容師になろうと決めたんだってさ。

で、色々な会社まわって、この社長が面白い!ってたどり着いたそうです。


調べてみると、同い年の男性社長。

ありがたいですなぁ。


私「イベントとかあったら楽しそうなので行きますね!」

美容師「ぜひぜひ!癌撲滅キャンペーンとか!でも、今年はコロナで出来てなくて。イベントとか無くても、なんかつまんないなぁって思ったら、カツラを持ち込みで洗いに来てください!」


紙袋とか、確かに雑貨屋の袋ぐらい安い物を使ってるし、お店も紙は一切使わずすべてオンライン。

要らないものは要らない。

本当に必要なものと気配りのみ!

清々しい!!


カツラだけでなく、元気もいっぱいもらえました!

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帰りはハンバーガー。旨し!

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横浜は春でーす!