検査は偉大な検査技師たちで成立する
大きな病院というのは、本当によく出来ている。
関心しかない。
1日で血液7本、心電図、尿検査、胸部レントゲン、マンモグラフィー、MRをやり切って、
最後にはリンパ節と腫瘍から細胞採取まで出来た。
もう、先生ができた人間で感動ですよ。
マンモのお姉さん素敵だったなぁ。
技術も高いけど、
技師としてプライド持ってやっているのがわからし、
かと言って高圧的でない。
すごいと思う。経験値が高い。
健康診断とは状況の異なる人のを撮ってきたんだろうなぁ。
腫瘍があることでの撮影への不安を伝えると
「うんうんできる範囲で、でも正確にわかるために頑張りましょう」
と。なんとシンプルで正しい。
何度も撮っては、「少し休みましょう」と声をかけ椅子と座る時間を少しでもとってくれた。ありがたや〜。
MRは音がうるさいとよく聞いてきたのでちょっと楽しみだった。
閉鎖的な空間に発狂しないよう、とにかく寝ることを目標とした。
前衛的な音楽なんだと思い込もうとして
この曲をバックにしたら、パリコレとか盛り上がるなぁ〜と感心した。
造影剤が点滴を通して入るとき、冷たーい。何が入っているんだろう?と思いつつひたすらパリコレをイメージして寝る。
頭も足も宇宙の思いを乗せて登場したあたりで検査は終わってしまった。