癌ですけど、いいですか?

癌でも、ふざけたことしたい。癌でも、爆笑したい。真面目なことも、馬鹿馬鹿しい事も全力でやりたい。いいですか?

HAHAです。

あったま痛いの、どこまでも〜♪

吐き気もつづくよ、どこまでも〜♪


子どもが私の気持ちを

NHKきょうの料理のメロディと共に歌ってます。

「なんやねん!聞いたことないわ、そんな歌〜!!」

と、おいでやす小田のようにツッコミたいのですが、

その気力はなく、ぐったりんこ。


私が稼働しないので、

色々と物がないらしく、

報道番組「ゼロ〜♪」の音に合わせて色々と訴えてくる。


家に足の踏み場、ゼロ〜♪

麦茶もカルピスも、ゼロ〜♪

トイレットペーパー、ゼロ〜♪


トイレットペーパーは人の尊厳に関わる問題なので、

ほふく前進で動き、クローゼットから慌てて出しました。

使い終わった芯で、シャンパンタワーみたいなのがトイレに出来てました。

それ作るなら補充しろよ!


なかった時はどうしていたのかと聞いたら、

「トイレに流せるオムツ拭きが残ってたよ!」

それ、何年前のだよ


トイレからでて、

リビングが恐ろしいことに


出したものは、元に戻す。

これで、基本的に片付けは完了するはずですが


前向きにいこう。


そう。

昔に比べたら、マシにはなった。

子どもが幼い頃などは、

10分あったらその10分をフルに使い、

全力でメチャクチャにしてくれた。

全国乳幼児連盟主催 全力暴れん坊選手権にでも出ているのか?

というぐらい、全力をぶつけて頂いていた。


引き出しの中身は全部出す。

ティッシュも全部出す。

シールは壁に全部貼る。

水道は全開。ゴミ箱は倒す。

気に入ったものは炊飯器に入れる。

リモコンもテレビの裏に隠す。

レゴなど尖ったものは大人が踏むように台所入り口に並べる。


そう、あの頃を思い出せ。

それに比べたら、全然片付いているではないか。

「あ!ママが起きてる!わーい!!」

ほふく前進の私の上に

子どもが2匹、飛び乗り積み上がる。


グヘェ〜


聞いたことのない声が私から出る。


私「みんな、ママはガンなんだよ〜。

  優しくしてね〜。

  バファリンだって、半分は優しさだよ。」



長女「(私の発言は無視して)部屋が汚いんだよ。全自動お片づけ機HAHAが欲しい。」


全自動お片づけ機HAHA

母!!?


怒りで私は立ち上がることが出来ました。