抗がん剤5回目を突破!
昨日、抗がん剤5回目を終えました。
頭では「今日からの抗がん剤は吐き気が出ないぞ☆」
とわかっている。
が、
もう病院に来るだけで気持ちが悪い!!
化粧もして、
お気に入りの服を着て、
マスクも可愛いのしてるけどダメ〜!
無理くりテンション上げているのが、
かえっていけないのかな?
【診察!】
担当医「4回目はどうでしたか?」
私 「3回目より全然ましでした!
が、病院に来ると気持ち悪いです。
あ、先生のことが嫌いなんじゃないですよ☆」
担当医「・・・。それはよかったです。」
私 「この前はCTなのに、吐いちゃったんですけど。」
担当医「完璧に脳が覚えちゃったね。
まぁ、今日からは楽だから吐き気止めは抑えて大丈夫。
なんか、困ったことある?眠れなかったりする?」
私 「まぁ、そんな日もありますね。(正直、がんになる前からだけど)」
担当医「じゃぁ、ちょっとお薬出してみよう。」
私 「肌がカサカサです。」
担当医「ビタミン剤だそうね。CとBがいいね。」
私 「あと、太りました」
担当医「それはだめ!!!薬で治せないし!戻してすぐに!!」
優しい先生の表情が一転したのが面白くてちょっと笑ってしまいました。
【点滴室!】
消化のいい雑炊を食べてきたし、吐き気の副作用は少ないはずだし、わくわく。
と裏腹に、吐き気が増大。
ぷすっと刺されたあたりで吐き気はMAX
看護師「今回の薬はアルコールに溶かしているので、
ビール一杯分のアルコールが入ります。
お酒強そうですね~!テンション上がっちゃいますね!」
私 「そうっすね~。
何ならビールを点滴してもらいたいです。っていうか、飲みたいです。」
あはははは
といいつつも、やっぱり気持ちが悪いなぁ
やばいなぁ~
そうだ寝よう!ぐぅ~
看護師「はい!心電図見ますね~」
アレルギー反応がないかをチェックするので何度も起こされる。
妄想しよう!ここは点滴の部屋じゃない。リゾートの海だ!
青い海、白い砂浜。ぐぅ~
看護師「はい!血圧 測りますね~」
むむむ、現実~。
起きたタイミングで、横で点滴を受けていたおばあちゃんが「お家で吐いちゃった〜」の話が聞こえてきた。
やばい!!
私 「はい!私、吐きます!!」
看護師「分かりました!!」
0.5秒でビニール袋が出てきて、2秒で吐きました。
素晴らしい連携プレイ?
とはいえ、
今度はトイレで吐けるよう自分の状況に目を伏せず、観察しようと反省。
トップの看護師さんに目の前で監視される状況となった。
ものすごくできる人なのが一目瞭然な方で
動きに無駄がないが、威圧感はなく
話し方はタメ口ですが、雑な話し方ではなく誠実。
とっっっても優しいけど、できないことは納得できるよう説明。
この部屋の神です。
トップ看護師は私のちょっとの我慢も見逃さず
看護師「針が痛いんでしょ!」
と、刺し直し。
その後も
看護師「ん?さっきの針、なんか変な感じだね。血管細いから気を付けないと。」
針のつまりをすぐに気づいて刺し直し2回目。
看護師「我慢強いのは、この部屋ではだめ~」
看護師「次回の作戦会議だけどさ、お薬出してもらおう。
脳が吐き気を起こしていると思う。」
私 「精神安定剤ですか?もらえるなら、もらいたいです。」
看護師「おっけー!話つけとくね!」
これをほおっておくとパニック障害にもつながる。
無理はいけない。
生徒でもパニック障害は結構いた。理由も色々。
「両親の離婚を打ち明けられた公園に行くとダメ。」
「リビングにいて、りーん!っていう電話が鳴るとおじいちゃんが死んだ時のショックなのか分かんないけど、震えちゃう」
「私、第1志望落ちたショックで○○線に乗れないんだよね~」
脳貧血のような状況になったり、
汗をすごくかいたり、
全身に力が入らなくなったり症状は様々。
「頭では分かっているんですけどね~」
とみんな言ってた。
まさに!私もわかってるんだけどなぁ~。
気持ち悪さに耐えて、4時間の点滴を終えた。
朝から8時間も病院にいたことになる。
病院を出るときもたまった胃液をトイレでゲロリと出した。
すっきり。
頑張った頑張った。
もうこれ以上頑張れないから、なにもやらん!!
私 「甘えられるところに、甘えるのも治療!『頑張らない』を学ぶんだ!」
旦那「俺も頑張らなくていい?」
私 「よいよい!!後で何とでもなる!」
真面目夫婦は、ここらでサボりまくり夫婦になるかもしれません。
ちなみに、今日は気持ち悪くないです!やったー!!