切れ味が良すぎると、切られたことに一瞬気付かない
「生きるとか死ぬとか父親とか」
というテレビ東京のドラマが面白い!!
吉田羊と國村隼だから間違いないと思ってみましたが、
もう、言ってることがドカーンと心に来て
原作者の本を即購入。
といっても、ドラマのネタバレは嫌だったので、
別の作品
もう、題名だけで、
火曜サスペンスのラストにでてくる海沿い崖に
私は追い詰められてます。
数ページ読んだだけですが、
思い当たる節が多すぎて、
脱毛が促進されました。
世の中には沢山のコラムニストがいて、
どの方のも、なるほど〜と思います。
たまにどひゃー!って人にも会ってしまいます。
その度に父親に注意を受けたことを思い出します。
当時私は、小学生なのに随筆やエッセイが楽しくて読み漁っていました。すると、
「経験もないのに、エッセイを読むと頭でしか動けなくなるからやめなさい。
どうしても読みたいなら、品格のあるけど、切れ味のいいやつにしなさい。」
と言われました。
そして、父親に勧められたのが向田邦子でした。
今考えると、小学生の経験値で向田邦子というのは恐ろしい。
仕事も結婚も子育ても頑張ったし、
どーんと病もしたし、
ある程度の人生経験は積めてきたと思うので、
影響を受けすぎないよう気をつけつつ、
救われる考え方は遠慮なく採用していこうと思います!