待ってろ、永久歯!
娘が歯が痛い。
などと言うので、歯医者。
いつもは旦那が行ってくれているので、
娘の口のレントゲン写真も初めて見た。
歯科助手「お嬢様のはこれです。」
うわぁぁぁぁああああ〜!!!
いっぱい、下に出番待ちがいる!!
気持ち悪いい!!
しかも、何?包まれて見えますよ?包まれてる!
カプセルにでも入ってんの?プレゼント的な?
ひぃぃいいいい!怖い!
宇宙だ!
宇宙が顎にあるぅ〜
もう、私は質問が止まらない
「あ、あの!こ、これは膜構造なんですか?
これって中を無菌状態にできるって事ですか?
これ、顎に埋蔵されてるんですよね?
最後には、膜は無くなっちゃうんですか!?
顎が、顎が零戦状態になっちゃいませんか?!!」
引く歯科助手。
は...また、やってしまった。
ここは、必殺!!
「私、理科教師なんです!」
一気に信頼ポイントがMAXになる魔法の呪文
歯科助手「あ、そうなんですね〜^_^
これは、まぁ、膜構造に包まれて上に上がってくるんですよ。
骨の中をと思うと凄いですよね〜!
無菌状態で来るけど、上の歯が根元まで膿んでたりすると、意味ないのよ。
虫歯で登場してくるよの〜!
ここまで、写真に撮れているのに、どの細胞が歯の元になっているのか、イマイチ分かってないのよね。」
なんと!!
こんなに医療は進歩しているのに、歯を私たちは細胞から作り出せていない!!確かに!!
あと何年したら、私たちは自分の歯をクローンで作れるようになるのだろう?
その時、私たちは、ちゃんと歯を磨いてあるのだろうか?
もう、私はキラキラした気持ちで娘の横に陣取り、ずっと口内をみて楽しんでいました。
次女「ママ、じゃま」
ルンルンでいたら、
歯科医「あ、お母さんですか?はじめまして〜。
あのお母さんさ、歯磨きなんだけど、仕上げとかしてあげてね!」
………え?
2年生でも、そんな母親任務があるんですか?
母親仕事をほぼやってないけど、それでも言いますよ。
名もなき育児が低学年に多いんですよ!( *`ω´)
音読とか、九九とか、日記とか、自由研究とか、
え?全部、親がやんの?ですよ。
丸付けとか、答えないから解かなきゃだし。
長期休暇前に荷物とか、親が学校に取りに行くんですよ。
朝顔とか持って帰ってこいよ〜、自分で〜!
計画性を学ぶチャンスじゃないのぉ?
もう、夏の音読とかは戦争ものな訳で、
ちいちゃんの影送りとか私は泣きながら聞くわけです。
つらみ〜!何でそんなに元気に音読できるんだよ〜!!
しかも、無限に麦茶飲むし!!!
蛇口から出でこい、麦茶!!
歯科医「お母さん?」
私「磨きます。ピカピカに磨かせていただきます。」
やってやろうじゃない。
待ってろ、永久歯。
驚きの口内空間を作ってやる。