大谷翔平がゴミを拾うことがそんなすごいこと?と逆に驚く。
放射線も残すは6回!!よしよし。
ちょっと疲れが出てきているのは間違いなく、
胃腸の調子もよろしくない。
でも、食べ物に気を付けてのんびりと過ごします☆
うれしいニュース
本当に子どもの利益が尊重される社会になってほしいと思います。
当たり前のように0歳の時から、朝7時から夜7時まで12時間保育園に預けて仕事をしたことを少し後悔しています。(まぁそれしか選択肢がなかったんだけどね)
ドイツでは最大でも8時間。0歳児保育は一般的ではない。
それは働く大人の権利を基準に考えているのではなく、子どもの権利を基準に考えているから。
子どもには親と過ごす権利がある。
働く母親の権利といいますが、それは高齢化する社会における労働者確保のためです。
子どもが幸せである社会は幸せだと思います。
ユニセフはその考えで動いています。正しい。
さて、前にブログ仲間が保育園での出来事でもやもやしていたんです。
「発達障害」という言葉は今はどこでも聞く言葉ですよね。
「発達障害は、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態」
としています。
下の子の仲良しにもいます。よくケンカもしてますけど、結局仲良しです。
子どもって本当にすごいなぁと感心。
大人の方が心も狭いし、懐も小さいわ。
私は発達障害の部下とかいました。
すごく能力が高かったので辞められてしまってがっかりなんですが、
別に発達障害って本人と周囲が理解していれば全く問題ないし、
逆に職場もミスが減るんですよね。
得意領域の違いを活かして仕事をうまく回せると、今までにないことができて感動でした。
でもやっぱり理解の無い人がいて、ほんとびっくりします。
よく「あの人コミュニケーション能力低いよね」と発言する人がいますが
ドン引きです。
『それは、あなたがコミュニケーション能力を引き出せないことを露呈しているにすぎませんよ?つまりあなたこそコミュニケーション能力が低いんですよ?』
と言うのをぐっとこらえて、
「あの人」と一緒に仕事をします。
そうすると、ドン引きの人がまた言ってくるわけです。
「オフコースさんはえらいわ。あの人ともちゃんと仕事をしてて」
『は?バカじゃね?別に同情であの人と仕事してんじゃねーよ。
あの人の能力がいいから仕事してんだよ。
お前とは仕事したくねーけどな!!』
と言うのをぐっとこらえて、
「あの人、めっちゃ優秀ですから。」
とだけ言います。ドン引きの人の驚くアホズラ。
大谷翔平のホームランより気分いいわ。
領域特異性はみんなある。
私も短期記憶力が絶望的で数5ケタの記憶ができません。
語呂合わせすればできるけど、ページめくられてさっきの数字は?と言われても無理。
あと絶望的に移動時の物忘れが多い。
色んな教室から私の忘れ物が毎日届きます。
今だから生きていますけど、狩猟時代だったら生きていけません。
医者になっていたら、相当数訴えられていると思います。
発砲スチロールのこすれる音が本当にダメです。吐き気がします。
築地市場で働けません。
でも、アルミホイルはいくらでも噛めます。
今のところ、何の役にも立ちませんが。
その人の特性を生かす。
その人が笑顔になれる方法を模索する。
その人が頑張れることを応援する。
発達障害かどうかではなく、親でなくたって、人と人とはそうあるべきだと思う。
発達障害に関して
むかーしむかし、保育園の掲示で知った育児講座に参加しました。
その時のメモを発見。貼ります。
下の子が0歳の時です。
長いので、読みたい方だけで~
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「育てづらいと感じる親御さんへ」という微妙な表現を不思議に思いつつ
園長先生に申し込みをお願いすると
発達障害もしくはそれに近い子を持つ親のための講座だとのこと。
それでも職業柄勉強になるのでぜひ受講したいとお願いしたところ、
先方に事情を話し相談いただいて了承を得ることができた。
90分間の講座で子連れOK。参加者は10人以内ということもあり、
お互いにいろいろと自分の子どものことも話しながらの濃い時間となった。
自分の子どもはそういった兆候がないのに講座に参加するのは失礼なのかとも思ったが
その講座は「自分の子どもの胸の内」という内容だったこともあり、
子どもを持つ親ならば誰でも抱える悩みを取り上げていて大変参考になった。
・どうしても習慣づかない事柄がある
・こだわりが強い 勝負にこだわる
・先生と連携がうまくいかない
・子どもが親に命令口調、完全拒絶。
・楽しかった?などの親の質問に対して「別に…」と無愛想。
どの親も激しく同意しうなずいた。
「これらは発達障碍児の特徴ではありません。すべての子に当てはまります。しかも、何もおかしい事柄ではありません。」
という出だしから始まった総合リハビリテーションセンターの臨床心理士(日戸由刈先生)のお話。
お話は「らりるれろ」でまとめられていた。
「楽(らく)に生きる」
なかなか習慣づかないことがあると悩むが、「何かができるまで」の過程を少し考えてみよう
1 できない
2 大人がいっしょならできる
3 一部分できる(ほかは手を貸す)
4 「一部分できる」が何か所か出てくる(ほかは手を貸す)
5 できる
1~5へと順番にできていくのだが、多くの親は2の次はいきなり5になる。
3,4が飛ぶ。「大人とできる」と「できる」はあまりにも遠い。
ゴールまではできるだけスモールステップ。
口出しだけなんかでは到底たどり着かない。
手を出すなとよくいうが、手はいっぱい出してほしい。
でも口を出さないでほしい。親の口出しはただの雑音。
注意力を奪うだけ。
やるべきことよりも、親の顔色のほうに注意がいき結局できない。
また「園でできる」は「できない」と同じ。(そうだったのかぁ~)
周りに流されているだけで自分の意識で行わなければひとりではできない。
家でできなくて当然。そこを責めるな。
また、させられない親としての自分を責めるな。焦らない。
ある曲を「できること」として考えよう。
その曲をみんなと合唱では歌えていても、一人では歌えないという経験はないか?
それは歌えないことと同じだ。
一人では緊張もある、不安もある、できなくて当然。
手助けのある成功経験をいっぱい積み重ねることで自信につながり、
勝手に自分でやろうとする。
手助けは環境づくりも大きい。刺激(聴覚・視覚など)は極力減らし、シンプルに。
なかなか難しいようなら手順をイラストで掲示。
ここでも口出し無用。
生活の流れがうまくいかない場合は何をどこでするのかをしっかりと定める。
また自分の遊ぶ自由なスペースははっきりと分かるように。
最近の育児は「こどもに手をだすな」とよくいうが、手を出すことで自立につながる。
手伝ってくれる、応援してくれる人がいるとわかって初めて一人でやる気持ちになれる。
依存できる人ほど、意外と自立できる。人に安心して頼れる、助けを求める子にすることも大事。
日本人は他人に迷惑をかけてはいけないと自分を追い込み、結局大迷惑をかけることがある。
どこまでが自分にできるかを考えさせる。
「リスペクト」
領域特異性というものか各個人あり、好きなものというのは脳レベルではっきりと分かれている。
「黄色が好き 電車が好き 虫が好き 肌触りに注目し、フカフカが好き 恐竜が好き 歯触りを気にする においをかぐのが好き」など
こだわりは素晴らしいことだ
しかし、親や友達の好きなものに大きく影響を受け、本来好きなものがなくなってしまうことがあり、大変もったいない。
もともと男の子で戦隊ものに最初からハマるこというのは実は少ない。
だんだんと大きくなるにつれてそれが男の子らしいだとか、みんなが好きと周りの空気を読んでしまって
自分も好きと勘違いしてしまう。
もちろんそこから好きになる子もいるが、本当に「自分の心の支えとなる好きなもの」かは疑問だ。
大人になるうえで、本当に好きなものを突きつめておくことはとても大事な柱となる。
運悪く学級崩壊クラスに当たってしまっても強い。
不登校になっても戻りやすい。
好きなものは親子でも違う。
子どもが好きなものを親が好きになる必要はない。
嫌いでもいい。
でも好きなことがある子を好きでいて、尊敬してほしい。
仕事につながらないようなものでいい。
むしろつながらないほうが支えになることが多い。
でもゲームだけは注意。人間がハマるように作られていて抜け出しづらくなることがある。
「ルールは3つ」
あれもこれもしっかりやろうとせず、「この3つは守らせる」と自分で決めておく。
それ以外は大目に見る。
兄弟げんかに関して:
兄弟げんかから道徳的な何かを学ばせようとすることは不毛。あれはスポーツと考える。
基本的に強いものが勝つ、それだけ。親は勝敗を決めない審判。
暴力的になった場合に手加減の無い暴力や危険な行為は即止め、即指導。
終わった時にはおやつや散歩など気持ちの切り替えを促し、スパッと終わらせる。
親がそのあとだらだら言っても意味はない。
気持ちの切り替えの練習は大切。
「連携(れんらく)は連絡帳」
保育者や先生とのなんてことのないでも密な連絡が大事。
ちょっと気になる日常を書き、お互いの情報をやり取りすることで全体が見えてくる。
子どもの状態をよく見ろ
Fight or Flight or Freeze(戦うか 逃げるか 固まるか)
子どもが戦ったり、逃げてるのならいい。固まってしまったら心配しろ。
先生は親が思うほど先生ではない。
子どもの個性は一緒に場面に遭遇しながら理解されていく。
最初からすばらしい対応は求めない(教員として耳が痛いですね…)
「ロンリネスはダメ」
子育ては絶対に一人になるな
参加しているお母さんの多くが自分で発言しながら泣いてしまう状態でした。
それだけ極度の緊張と不安と疲労の状態で、子育てというのは行われているのだと改めて実感。
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時々このメモは読み返すんです。
教師の雑務で溺れそうになると読みます。
目の前の子と一緒に笑って過ごせるよう、
目の前の子が今後も笑って過ごせるよう、
工夫し続けていくことが、私の仕事です。 ←くぅー!かっこいい私!!
よい週末を~