やっと。ホルモン剤スタート!
さて、やっと次の治療に入ります。
「ガンコ、いい気になるなよ物質」
というイメージです。
ホルモンを利用してむくむくと成長するガン細胞に
エサを与えない。
でも結果として、腫瘍も小さくなるんですね。知らなかった。増えないだけだと思ってました。
よしよし。
医療って、「なんか分かんないけど、この薬効くから使います!」という薬の使用方法がありますよね
今回のコロナでも、
すでにある薬で試してみて、「これなんか分からんけど効く」で、GO!
認証されている薬ですから副作用も少ないですし、すごい作戦です。
iPS細胞で難病の細胞を再現できるようになって、
それこそ、「既存の薬総当たり作戦!!」が素晴らしい成果を上げているようで。
すごい。
山中伸弥のピンバッチがあったらする!
でも、この病気の人にだけ出る副作用があるのでは?と不安に思いますよね。
まぁ、そのための治験があるのでそんなことにはならないけど。
製薬会社としては開発し甲斐がある?(言い方は悪いですが、利益が多いですもんね。)
その病気にぴったりのお薬。
担当医が言ってましたよ
「乳がんの薬はね、本当に科学の勝利を感じるよ。
ちゃんと飲んで続けようね。勝とう。」
泣ける~ 惚れてまうやろー!
ということで、タモキシフェンとリュープリンをやります。10年かな?
非常に多くの方が使われてますね。安心だ。
タモキシフェン略してタモさん
飲み忘れる気がしてならない。
コツコツがとにかく苦手だし、記憶力にも自信がない。
飲んだかどうかを忘れる。
そう、「おばあちゃん、おやつはもう食べたでしょ?」状態
なので、日にちを書き込む。( ´∀` )
これで、タモさんを毎日忘れないぞ!
副作用が出るかなぁ・・・
「ほてり・潮紅」
顔色が悪いので、ちょうどいいです。
「白目や皮膚が黄色くなる」
もう黄色いです。『先生、肌が土色だね?』と言われるぐらいです。
「気持ちが落ち込む」
落ち込んでいる暇がありません。
「月経量が多くなる」
もともと多かったので、癌になる前にミレーナを入れているので、血が出ません。
で、もともとミレーナを入れっぱなしであることにちょっと不安があって
婦人科と乳腺外科の双方の先生に確認したんです。ふたりとも
「うん、わかんない。」
素晴らしい!分からないことを適当に答えない!
婦人科の先生からは、
「まぁ、入れたままでも問題ないよ。でも、異物だから、オリモノが多くなったりするリスクもあるからね。タモキシフェンの服用でほんのちょっと子宮がんの率がちょっと上がってしまうので検診は受けるんだよ~。」
貧血が少しでも抑えられるし入れっぱなしにしたいな~
取り出すか、ちょっと悩む。そして調べる。
ミレーナ推しの婦人科の先生が
「ミレーナでその率をちょっと抑えられるかも」
というのを発見。これ↓
入れっぱなしでも問題ないと言われているし、
もしこれが本当だったら、ちょっと気休めになるし、
入れっぱなしにしておこう!
もう一個のホルモン剤 リュープリン
名前が可愛い。
「リュー」も「プリン」も可愛い。
リュープリンは無敵な名前だ。
でも、私は知っている。
「プー」も可愛い。「チン」も可愛い。
プーチン。
可愛い名前はずが、泣く子も黙る人物名となる事実を。
おへその下のお肉に、ちゅーって注射しました。
痛い。毎月打つのかと思うといやだなぁ。
でも無再発生存率は化学療法を行ったのと同じレベルというんだから、
可愛い顔した必殺仕事人です。
看護師「揉んじゃだめよ。塊になってゆっくり解けるパターンだから」
私「・・・。」 ←嘘がつけないので、『はい』と言えない
塊を触ったみたくてしょうがない。
ちょっとだけなら・・・・あ?これかな?これかも!
プリンちゃん♡
プリンちゃんを腹に住まわせて生きていきます☆
なでなで禁止のペットです。
タモさんとプリンちゃん、長い付き合いになります。
よろしくお願いします!!