癌ですけど、いいですか?

癌でも、ふざけたことしたい。癌でも、爆笑したい。真面目なことも、馬鹿馬鹿しい事も全力でやりたい。いいですか?

告白ターイム!!

とうとう、この日が来ました。

子どもたちに告知をしました。

 

色々と考えた結果、手作りの絵本にしました。

 

①ハッキリと癌という病名

②これは誰のせいでも無い

③うつらない


を抑えた上で、

 

癌とはどんな病気か

ママがこれからどんなことをして、

どうなるのか

を描きました。

 34ページ!我ながら、なんと大作でしょう!

ほんの一部ですが…


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ちょっと怖いと思うかもしれないこと、

途中で怖くなったり、聞きたくなかったら、

そこでお話はストップできることを伝えた上で、真摯に伝えてみました。

 

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ママが病気だというストレスを与えることは、私が理解してほしいという気持ちをぶつけたいだけなのではないか?

エゴなんじゃ?

と思いつつ、ページをめくりました。


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最後まで、落ち着いて聞いてくれました。

私も優しく、時には楽しく話すことができました。

 

最後には質問タイムを設けました。

お金のことや、

お友達に話して良いかとか、

薬のスケジュールとか、

習い事を続けて良いかとか、

思ったより冷静に考えて質問してくれました。


私「他に質問ある?」

娘たち「ママ、死なない?」

私「死んでたまるか。」


誰も涙を流すことなく

布団に入れました。

 

しばらくして、

シクシク…。


そうだよね。

怖いよね怖いよね。

寝よ寝よ。

泣こう泣こう。

明日はお腹いっぱい焼肉を食べよ。

ママは癌だ。ママは癌だよ。

だから、なんだ。

変にいい子ぶるな。

慌てて大人にならないでいい。

この理不尽を一緒にあがいて欲しい。

あなた達がいてくれることが、私の何よりも勝算。